
以下に池田先生の指導を引用する。
『池田大作全集』第70巻
(1988年1月15日<昭和63年>新宿、練馬区合同総会・43頁)
「勝っても負けても、またどのような悩みに直面しても、微動だにしない。騒がず、動揺もない。妙法を唱えながら、悠然と事に処し、人生を生きていく。また広布の労作業に徹しきっていく―—これこそ”信仰王者”のいき方である。」
以下は、上記の指導を踏まえた、私自身の受け止めである。
「勝っても負けても、戦っていること自体が勝利である」
これが私の持論だ。
私は勝敗よりも、続けていくことを重視している。
一日一日の目標はあるが、それを完全に達成できなくても、気にしない。
また翌日、淡々とやり続ける。
だから私は、結果に一喜一憂しない。
うまくいった日も、空回りした日も、どちらも「前進の一日」として受け止める。
騒がず、腐らず、誇らず、ただ淡々とやるべきことをやる。
信仰王者とは、特別な人間のことではない。
感情が揺れない人でも、悩まない人でもない。
揺れながら、悩みながら、それでも御本尊の元に戻り、また一歩を踏み出す人のことだ。
広宣流布の道も、人生も、短距離走ではない。
続ける者が、最後に勝つ。
創価学会には、日々、黙々と支え続けている人がいる。
目立つこともなければ、華々しい成果をあげるわけではないが、その人たちこそが、信仰王者そのものだ。
その姿に、私は何度も励まされてきた。
声高に語らずとも、誰かに認められなくとも、ただ信心を根に、広布の労作業をやめない。その生き方自体が、何より雄弁だからだ。
私もまた、その一人でありたい。
勝敗や評価に振り回されず、できたことより、やめなかったことを誇りとして、今日もまた、御本尊の前に座る。
微動だにしないとは立ち止まらないこと。
唯々、静かに、水の如く進んでいくのだ。